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解体工事の基本知識:解体工事を実施するベストのタイミングは?

相場に左右されない解体工事
解体工事は、建設業界の相場に左右されにくい特徴があります。建物の解体は、人件費と重機のレンタル料と産業廃棄物処分費で構成されているので、相場の変動に影響されることが少ないです。そのため、解体工事を早めに実施しても工事費の面からはデメリットはありません。
新築工事の着工までの間にコインパークを営業
解体工事を早めに実施することで、新築工事の着工までの間に土地を有効活用することができます。特に、立地が良い場所であれば、短期間でもコインパークとして営業することで現金を稼ぐことが可能です。一般的に設計から着工までには6か月程度の期間があります。新築する建物の規模によっては1年もかかる場合もあります。この期間を無駄に過ごすのはもったいないと思いませんか?
とは言っても、コインパークの設備投資はそんな短期間で回収できるのか疑問に思っているでしょう。地方ではまだ実例は少ないですが、車ごとに設置されていたフラップがなく、カメラで車のナンバーを認識して、アプリを使い電子マネーで支払いが完結するタイプが主流になりつつあります。このシステムは現地の設備はナンバーを撮影するカメラと精算方法を説明する看板だけで良いのです。手間としても現金の回収やお釣りの補充も不要です。ちなみにフラップがないことのメリットとして未舗装の土地でも営業が可能なことです。現実的には未舗装の土地だと時間貸しの駐車場だと認知されにくいので効率は落ちますが…。以下にそのメリットを紹介します。
Ⅰ.収益の確保
コインパークを営業することで、短期間でも収益を確保することができます。これにより、新築工事の資金を一部補填することが可能です。特に現金や電子マネーによる回収なので、売掛等による貸し倒れリスクはありません。
2. 土地の有効活用
解体後の土地を有効活用することで、無駄なく資産を運用することができます。特に都市部では、駐車場の需要が高いため、コインパークとしての運用は非常に効果的です。仮にコインパークとしての需要が望めない地域だとしても、前述の通り設備投資のハードルが下がったので、傾向として月極駐車場が絶滅の危機に瀕しています。ですから、月極駐車場として運営するのも面白いと思います。ちなみに月極駐車場契約には借地権は発生しないので、地主の都合で解約は自由です。
3. 地域への貢献
コインパークを営業することで、地域の駐車場不足を解消し、地域社会に貢献することができます。これにより、地域住民からの支持を得ることができ、新築工事の際にもスムーズな進行が期待できます。
まとめ
解体工事を実施するベストのタイミングは、相場に左右されないため早めに行うことが推奨されます。また、新築工事の着工までの間にコインパークを営業することで、収益を確保し、土地を有効活用することができます。これにより、解体工事後の資産運用が効果的に行えるだけでなく、地域社会への貢献も果たすことができます。
寄稿:長野 正典(弊社代表取締役 月曜日・木曜日に掲載予定)