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#009【解体 × ドラえもん】未来の道具で静岡・浜松の企業の組織風土を解体してみた!

#005の記事でのび太くんのことを取り上げたので、ドラえもんを語らない訳にはいきません。
これまでの記事で。会社の組織風土について綴ってきたら、レガシーな組織風土に苦しむ日本の企業をスカッと解体したくなり、そうだ!ドラえもんの力を借りよう!と思い立ちました。
静岡・浜松のビジネスパーソンのみなさんがモヤモヤされているであろう問題を想像し、それを解決してくれる未来の道具を真剣に考えてみたところ、意外や意外、そう遠く近未来に実現できそうな道具を数々発案出来ましたのでお披露目します。
そして同時に、レガシーな組織風土を解体するヒントも浮き彫りになってきました。
まずはスペックを確認だ!
ドラえもんの基本スペックを見てみましょう。
製造年:2112年9月3日(未来すぎ)
身長・体重:129.3cm・129.3kg(意外と重い)
動力源:原子力(アトムと一緒?)
特徴:四次元ポケット、タケコプター、どこでもドア… そして無限の優しさ
最近、ファミレスや回転寿司店でロボットが増えていますが、会社に1人(匹?台?)ドラえもんが欲しいところです。
四次元ポケット=社内の“引き出し力”
四次元ポケットは、ドラえもん最大の謎のひとつ。無限に道具が入るこのポケット、物理的に考えると「高次元空間へのアクセス装置」…まあ要するに「なんでも出てくる便利な引き出し」です。
これ、会社で言うと…
「あの資料、どこにあったっけ?」→ポケットからスッ
「前回の会議の議事録…」→ポケットからスッ
「急にプレゼン頼まれた!」→ポケットからスッ
あなたの会社にも、そんな“ポケット力”を持った人、いませんか?
感情AI=共感できる上司
ドラえもんは、ただのロボットではありません。のび太に対して怒ったり、泣いたり、笑ったりします。これは高度な感情AIが搭載されている証拠。
現代のAIでも感情認識や対話は進化していますが、ドラえもんのように「共感」や「友情」を持つAIの出現はまだ先でしょう。
彼の存在は、AIと人間の理想的な関係性を象徴していますね。
これ、会社で言うと…
「部下の顔色を見て、そっとコーヒーを差し出す」
「失敗しても“ドンマイ”って言ってくれる」
「一緒に笑ってくれる」
そんな上司、出会ったことありますか?
でも、ドラえもんはそれを自然にやってのける、理想のマネージャー像とも一致します。
猫型=親しみやすさの極み
ドラえもんが猫型である理由は、親しみやすさや、“招き猫”のような日本の縁起物的な意味合いもあるかもしれません。
でもそれだけじゃない。
威圧感ゼロ、話しかけやすい、なんか安心感がある、怒っても怖くない…
心理的安全性を体現した存在なんです。
会社の問題 × 未来の道具たち
ここからは、会社でよくある問題と、それをドラえもんが解決するために取り出す謎すぎる未来の道具たちを考えてみました!
問題:上司が、何十回も聞いたことがある思い出話をまた始めた
未来の道具:『デジャヴ警報ピコピコ棒』
上司が話し始めると、棒が過去の発言ログを検索し、「既出回数:54回、対○○さんには12回目」と判定。ピコピコ鳴りながら机を軽く叩く。
効果:上司が「え、そんなに話してた?」と気づき、話を短くするか、新鮮な話を探し始める。棒が「この話、社内で禁止されてます」と表示することも。
問題:社内の空気が重すぎて、誰も雑談しない
未来の道具:『空気読まないスピーカー』
見た目はなぜかキョロちゃん型スピーカー。突然「今、誰かがトイレで鼻歌歌ってました!」など、ど~でもいい社内ゴシップを大声で読み上げる。
効果:みんなぷっと笑ってしまい、空気が一瞬で軽くなる。たまに「社長の服が昨日と一緒です」と暴露してしまうので注意。
問題:新人が「やる気あります!」と言いながら、何もしてない
未来の道具:『やる気スキャンチェア』
座るだけで「やる気レベル」をお尻を伝って検知して、色で表示される。
赤=本気
青=眠い
緑=考えてるフリ
黄=遊びのことを想像中
紫=帰りたい
効果:上司が一目で判断できる。新人は座るたびに色が変わるので、逆に本気になる。たまに虹色になると「やる気が迷子」と判定される。やる気スイッチを検知してオンにしてくれる機能も!?
問題:社長が突然「TikTokやろう」と言い出した
未来の道具:『バズり計測帽』
社長がかぶると、未来のSNSアルゴリズムが即座に判断し、「バズる可能性:0.03%」と表示される。
効果:社長が静かに帽子を脱ぎ、そっと机に置く。たまに「バズる:98%」と出ると、社長の胸が躍り調子に乗り出すので、社員が全力で止めに入る。
問題:上司が思いつきで矢継ぎ早に大量の指示。言いっ放しで全く管理しない
未来の道具:『指示ブーメラン』
上司が指示を出すと、その言葉がブーメランに吸い込まれ、一定時間後に自分に向かって飛んでくる。その指示が会社や部下に及ぼす未来の影響も判定して表示してくれる機能つき。
効果:上司が自分の指示に追いかけられるようになり、指示を出す前に質と量を一度考えるようになる。”アイデアがわく度に指示”している自分に「俺って何でも知ってるアイデアマン」と酔っていただけだったことに気づく。
まとめ:あなたの中の“のび太”を救え!
のび太は、いつも失敗ばかり。
でも、ドラえもんがそばにいるだけで、ちょっと勇気が出る。
あなたの会社にも、そんな存在が必要です。
それは、共感できる上司かもしれない
それは、頼れる総務かもしれない
それは、あなた自身かもしれない
そして、前述の未来の道具を発案して気づいたのですが、私たちひとりひとりが“ドラえもん的存在”になり得るし代替機能を果たすことが出来るのです。
最後に:ドラえもん、待ってるよ!
この記事を書いていて、気づいたこと。
ドラえもんがいる世界は架空か、遠い未来だと思っていましたが、いつのまにか現実となる時代までの時間が縮まっていることに気づきました。
自分が歳を取ったことや、その経過時間の想定以上にテクノロジーが発達したからそのように感じるのでしょうか。
タイムマシンの入り口である机の引き出しが、突然開くかもしれません。
筆者紹介:風を読む人事家(火曜日・金曜日ブログ担当)
異業種で人事・総務の世界に身を投じて30年。社員の幸福感・血の通った組織・業績と経営へのインパクトに拘って、あらゆる人事・組織の理論と実践を行き来しながら、組織という名の“生き物”と格闘してきた。建設業に飛び込んで半年。今日も人と組織の“幸福感”を観察中。
週末のライフワークである人事・組織理論の読書の傍らでブログを書き溜めて火曜日・金曜日に予約配信中。
建設業のリアルな現場でも実践し得られたことの共有や、人事・総務の視点から、世の中の矛盾や不条理を鋭く、時に皮肉を交えて切り取ります。
業種を問わずさまざまな企業の中で「なんとなくモヤモヤしている」「組織の中で立ち止まっている」そんなあなたの思考に一石を投じるヒントがここにあるかもしれません。